1. はじめに
このページは、レセコンソフト『調剤支援』をご紹介するページです。
ところで、このページを公開しているのは堀薬局ですが、弊薬局は「調剤支援」を、ご縁があって使わせていただいている一ユーザーに過ぎません。
( ※注: このページでの紹介に当たって、開発元のたちばな薬局さんとの間に、何等かの提携関係が有る事は全く御座いません。)
■ それで 『調剤支援』 を紹介する理由
・現状認識
来る4月の調剤報酬制度の改訂も含め、保険調剤業務を取り巻く近年の動きは、厳しくなる一方にあると思います。
調剤業務に不可欠の各種設備、レセコンなどの情報システム、そして医薬品在庫と、その維持管理、また、薬価の低下と制度改訂に追随するためのソフトウェアの更新、新たな研修など・・・
漸減して行く調剤報酬を一方に、これ等の固定的負担に見合う規模へと、調剤薬局の世界でも、様々な構造的変化が起きつつあります。
しかし、相当思い切った規模拡大を行っても、現実には、保険調剤受付業務の中で、完璧な受付体制を整えるのは難しいと思われます。
例えば、数十に及ぶ処方せん発行医療機関の採用薬を、すべて備蓄し、長期処方にも即時対応を期するというのは現実的には不可能です。
この中で、在庫管理業務は、コストを抑えつつ、処方せん受付時に、如何に即時対応を可能とするかという、様々な要素を考慮した経営判断になって参ります。
薬局運営の現場は、現実を無視出来ず、二律背反の中で、苦慮しつつの舵取りであると思います。
・ 街中にある従来型の薬局は?
ところで、上記の問題は、比較的規模の大きい"調剤専門"薬局さんだけの問題ではありません。街中にある従来型の相談薬局にも等しく課せられた課題です。
加えて、従来型の薬局では、処方せん受付の規模から言って、レセコンなどの情報システムのコストも大きな比重を占める事になります。
従来型の薬局では、この情報システムについても、在庫管理と同様に、理想と現実の間で次善の策を考慮することが不可避になると考えられます。
・ レセコンソフト
レセコンを稼動させる為のパソコン、モニタなどのハードウェア、現行制度を反映したソフトウェア、そして、"手取り足取り"のフルサポート・・・こういったフルセットのサービスが重宝である事に異論はありません。
しかし、中には、ハードウェアは既に一通り揃っていて、手取り足取りまでのサポートは要らない、という方もいらっしゃる事でしょう。
そのようなケースでは、中身のソフトウェア( レセコンソフト )だけの製品があれば理想的です。
・ 『調剤支援』を紹介するのは・・・
上記のように薬局が直面している様々な課題(問題)を思うに付け、『調剤支援』を含め、さまざまな経営上の選択肢は、もっと広く提供されるべきだと感じるからです。
このままでは、街の薬局の多様性が失われてしまうのでは、との懸念が有ります。
また、『調剤支援』を一年間実際の現場で稼動させて見て、このソフトウェアには、膨大な人的コストが投入されている事を知りました。
通常の営利企業が提供するものでしたら、現在の価格設定は到底有りえないと考えます。
確かに、サポート体制などで、他レセコンに比べ、万人向きとは言えない面もありますが、導入する薬局によっては、相当なパフォーマンスを発揮するものと思います。
2. 『調剤支援』の特徴
- 優れたコストパフォーマンス
- 初期導入費は、開発元:たちばな薬局さんのページをご覧下さい。
- 専用のハードウェア(機器)の設置を必要としません。
- 運用経費(ランニングコスト)は、プリンタのインク代と規格コピー紙ぐらいです。
- 信頼性・堅牢性
- 実際の業務の中では、かなりラフに操作する場面もありますが、それで作業の継続が出来なかったなどという事はありません。
- 人的ミスで発生した返戻が1件ありましたが、システム上のトラブルが原因での返戻は、一年間の運用でも皆無でした。
- 低価格から「品質の悪さ」を連想するとしたら、それは実際の運用で認識を改めさせられると思います。
- 多機能
- 正直に申して、今だに全容を把握出来ていない。
(必要な業務遂行に活用出来れば良いと割り切ってます。) - 集計機能には、心の中で思わず「秀逸!」
(この機能にどれだけ助けられた事か・・・)
※ 開発元のたちばな薬局さんのHPで、特徴の紹介があります。
参考:「調剤支援」とは
3. 実際に業務で運用した感想
短所・弱点は?
短所・弱点については、たちばな薬局さんのページあれやこれやに記載があります。
ただ、これ等は、作業遂行が不可能になる訳ではありませんので、「一長一短あり」の範疇に近いと思います。
他のレセコンを使った経験が有れば、互いに比較し、それぞれに不満に思う点があるのはやむを得ない事です。
弊薬局としては、特に支障は感じておりませんが、新規に導入を考えている方は、下記のようにして見るのも良いかも知れません。
まず無料のデモ版をダウンロードしてみて、単純な処方せんの入力を試して見て下さい。訳ない筈です。それから、多少ひねった変則的な処方せんの入力もされて見ると良いでしょう。これで、『調剤支援』の良さも、それなりのクセなども感じられる事でしょう。
現実に導入するかどうか?の判断
『調剤支援』が、どのような形態の薬局さんにとっても最上の選択かと言うと、当然ですが、そうではないと思います。
試しに使ってみて、これなら大丈夫と感じられる事が一番の判断基準でしょう。
ネットを通してダウンロード出来る、無料のデモ版(試用版)があります。
ダウンロードしたからといって、契約する必要性は全くありません。
また、デモ版と言っても、キー(鍵)となるファイルを添付すれば、本稼動状態になりますので、試し用に入力した患者さんデータも本稼動で活用する事が出来ます。
デモ(試用)版ダウンロード画面:「調剤支援v6.5」ダウンロード(98,ME,2000,XP共用)
このページの内容は、堀薬局が「調剤支援」のユーザーとして、個人的に収集した情報や、見方を記したものです。
このページを開設した理由は、ひとえに堀薬局の個別の動機によるものです。
面分業で処方せんの受付業務を行っている街の調剤薬局の将来を考えると、何等かの積極的工夫が必須であると考える次第です。
一方、『調剤支援』の実際の導入は、慎重な判断の上、それぞれの自己責任でされる事を、お願い申し上げます。
堀薬局でも、『調剤支援』を慎重に検討した上で導入し、現在その判断に間違いは無かったと結論しておりますが、他薬局様が導入された結果については責任を負えません事を、予めおことわり申し上げます。
